20代後半、稽留流産からの妊活

基礎体温グラフや排卵検査薬の画像も載せていきます。目指せ再妊娠

術後検診・経過まとめ

一昨日、術後検診に行って来ました。

久しぶりの病院、でも検診の間の2週間はものすごく長く感じたのに、術後2週間はあっという間でした。

 

40分ほど待って内診、子宮は順調に収縮し、出血ももう残っていないとのこと。

これまでの検診とは違い術後の状況はかなり順調のようです。。

出血・腹痛ともに思っていたよりも少なかったので体への負担はあまりなく本当に助かりました。特に出血はこんなに少なくて大丈夫なの?子宮に溜まってるんじゃ?と思いましたが、そんなこともなく。

 

気になったいた母乳についても、そっとしておけば止まると思うので心配ないとのことでした。もし止まらなければまた来て下さい、とのことでしたが、昨日、今日と出ていないようなのでおそらくこちらも大丈夫でしょう。

 

せっかく内診したので、次の生理についても聞いてみましたが、こちらは「まだ子宮は休んでる状態なので、1ヶ月くらいは先になると思います」と言われてしまいました…。

術後2週間なので、早ければあと2週間でくるかな?それならエコーで分かるかな?と思って聞いたのですが、そう甘くはないようです💦

 

次の妊娠は1~2回生理がきたら、とのことでした。状態を見てですが、どのくらいから再開できるかまだ手探り状態です。

 

 基礎体温は術後4日目にガクンと下がり、その後は高温とも低温とも言えない間の36.50前後をうろうろしています。

赤ラインが手術当日です。
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広い期間でみると、手術までに若干基礎体温が下がり気味になっていたのであまり下がった感じに見えません💧

ちなみに術後検診は内診と問診のみでした。尿検査や血液検査はしていませんが、体温も下がってきてるし、大丈夫なのでしょう。(病院では基礎体温については何も聞かれていないので伝えていませんが)

 

ちゃんと生理がきてくれますように。。

術後8日目~術後14日目

続・術後の経過を淡々と記録。随時更新します。(術後14日目、術後検診の日まで)

 

2月7日 術後8日目

基礎体温36.59

出血、腹痛ほぼなし、夜に情緒不安定、左胸母乳・ちくちく

 

2月8日 術後9日目

36.74

夜中に目が覚める、再び生理3日目くらいの出血、情緒不安定、左胸母乳・ちくちく痛い

 

2月9日 術後10日目

36.64

夜中に目が覚める、母乳・胸痛

出血・腹痛なし

 

2月10日 術後11日目

36.59(計測時間30分早い)

この日から仕事復帰

夜中に目が覚める、出血・腹痛なし

 

2月11日 術後12日目

36.73

動悸、少しだけ腹痛あり

 

2月12日 術後13日目

36.54

不眠(入眠時、夜中に起きて再入眠できず。基礎体温下がったけれどもしかしてこのせいかも?)

 動悸、母乳(左右)

 

2月13日 術後14日目

36.46

特に症状なし

掻爬手術後当日~7日目

術後の経過について淡々と記録していきます。何か書くことがあれば詳しく書くかも?

手術当日の流れ等の詳細は前の記事にあります。どなたかのご参考になれば幸いです。

 

1月31日 術後1日目(当日)

基礎体温36.68

安静

排尿痛、肛門痛、吐き気、出血ほぼなし、うっすら茶オリ

 

2月1日 術後2日目

36.64

安静

排尿痛、肛門痛、腹痛、出血うっすら茶オリ生理終わりかけ位  

 

2月2日 術後3日目

36.75

安静

腹痛、出血うっすら茶オリ、朝起きられず、悪夢を続けてみる

 

2月3日 術後4日目

36.39

腹痛(頻度は減るが痛みがこれまでより強いとき有)、出血茶オリ少し多目、粘度のある赤い血も出るように、うたた寝しては起きる、という感じでほぼ寝られず、お腹、お尻筋肉痛、基本安静、少しだけ家事を始める

子宮収縮剤と抗生物質の服薬が終了

 

2月4日 術後5日目

36.57

何かストレスになることが起きて叫ぶ夢ばかり見る、かなりストレスがたまっている?、夜中何度も目が覚める

昼まで腹痛なし、外出後夕方から少し強めの腹痛、1cmほどの白い塊2つが出る、生理3日目くらいの出血

 

2月5日 術後6日目

36.52

夜中何度も目が覚める(痛みのせい?胃痛は夜中もあった)、胃痛、朝晩鮮血出血、昼間は痛みも出血もなし

通常通りの生活に戻る

 

2月6日 術後7日目

36.52

夜中に起きたのは一度だけ、軽い頭痛、母乳が出る、胸が張って痛い(気になっても触らない方がいいらしい)

 

9w3d 掻爬手術当日

この記事は稽留流産による掻爬手術について、私自身の記録用とこれから手術を受ける方・受けることになるかもしれない方の参考になればと思い書き残します。

不快に思われる方妊娠初期で読むことによって不安になってしまう方等はスルーをお願いします。

 

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●前日21時~

・翌日静脈麻酔のため絶食

・この日は旦那さんの帰りが遅かったのですが、最後に三人でお風呂に入りました。

・入院、手術が初めてで、もっと不安になるかと思いましたが、私は赤ちゃんがいなくなる悲しみの方が圧倒的に大きかったです…。寝る前に旦那さんと赤ちゃんに「きっとまたすぐ帰ってきてくれる、すぐに迎えにいく」「すごく楽しかった、ありがとう」と伝えました。。

 

●7時~

・絶飲

 

●9時

・病院へ

短時間とはいえ、手術のためなるべく付き添いが必要とのことで旦那さんがなんとか休みをとって付き添ってくれました。

 

・診察

前処置の前に最後のエコー確認。一週間前に6mmだった赤ちゃんは3.6mmにまで小さくなってしまっていました。

しかしそのことで本当に赤ちゃんの成長が止まってしまい、もう大きくなることはできないのだと私自身きちんと理解できたので良かったです。。

もちろんほんの僅かに、今日確認したら大きくなっていて心拍が見えるんじゃないか、という希望もありました。

ももし少しでも大きくなっていたら手術できなかったと思います。

 

このとき、これまで経過が悪くエコー写真がもらえていなかったので手元に1枚もエコー写真がないのでほしい、とお願いしたところ、前回撮ってカルテ以外に保管されていた分とこの日のエコー写真をいただけました。

 

・前処置

膣に子宮頸管拡張のための器具を挿入。

色々なブログを読んでこの処置がかなり痛い、と言う人とそうでもなかった、という人がいて不安でしたが、私はほとんど痛みはありませんでした。

全くなかったわけではありませんが、急に軽めの生理痛を強制的に起こされた感じです。

先生の腕や器具の違いもあるので一概には言えませんが、生理痛が普段そこそこ重い方であれば生理痛の方が圧倒的に痛いのでそこまで構えなくても大丈夫かと思います。

 

・その後、病室に移動し手術着に着替え、点滴をされベッドで横になっていました。

点滴が入っているからか、空腹や喉の乾きは特にありませんでした。ただ単に緊張していただけかもしれませんが…。

あと先週の血液検査で貧血にひっかかってしまっていたため、血管がなかなか見えなく点滴の針がうまく入らず大変でした。。前処置よりこっちの方が痛かったかも…。初点滴だったから?

またそのときにこの日の夜の分からの薬の説明、今日の手術の説明がありました。

 

手術は12時半~13時頃からの予定だったため、その前に戻ってきてもらうために旦那さんは11時過ぎにご飯を食べに外出していきました。

 

●12時

・手術

予定より早めに手術となりました。先にトイレに行くように言われ、点滴を連れてトイレに。その際、産後の方が食堂でご飯を食べている横を通ったのが辛かった…。そうだよね、お昼の時間だから仕方ないよね、とは思いましたが、私はこれから赤ちゃんを空に返さなくちゃいけないのに…。

 

ナースステーションの前につくと手術室へ案内されました。旦那さんとは手術室の前でお別れです。

内心台とベッドの中間のような台に寝て、その後心拍や血圧を計る器具を胸と指につけられました。

私の通っていた病院の手術室は天井や壁が木目調で思っていたよろ落ち着いた感じでした。看護師さんたちも優しく話しかけてくれてリラックスして手術に挑むことができました。

(余談ですが、昔婦人科系の診察で一度この病院にきたときは受付のあまりの感じの悪さに腹が立ちもう二度と行くものかと思いましたが(笑)今回の妊娠では苦手な院長意外本当に良くしてもらえて良かった…皆さん本当のありがとうございました)

 

・執刀してくださる副院長が手術室に到着。速やかに手術の準備が進んでいきます。

子宮筋腫があるため、腹部エコーをあてながらの手術になるそうです。

今日何度目かの名前、生年月日、住所の口頭確認。

あっという間に準備が終わり、まずはじめに点滴の針から麻酔前の少しぼーっとする薬を入れられます。本当に言われた通り、少しすると頭に何かがカーッとのぼってくる感覚がしてぼーっとしてきます。

その後、静脈麻酔が投入。「眠くなったら寝ちゃっていいですからねー」と言われ、また頭にのぼってくるのを待っていると…手術開始。

あれ、私寝てない!?

ぼーっとはしてますが、膣に何かが入ってくる感覚も痛みもあり、眉間に皺を寄せていたら気づいてもらえて、麻酔を増やす、というようなやりとりがなんとなく聞こえたかと思ったら、今度はあっという間に眠りについていました。

 

・術後

先生と看護師さんに案内されて旦那さんが部屋に入ってくる音が聞こえる。

それを聞いて「ああ、終わったんだ」と理解しました。

目を開けようとするとうまく開かず、気持ち悪くなりそうだったので、隣に座った旦那さんに向けてどうにか動く指だけで生きていることを合図しましたが、気づいていたかどうか…。そのうちにまた眠りにつきました。

二度目に意識を取り戻したときも同じで、うまく動かなかったのでもう一度寝ました。

 

三度目、隣でカチャカチャと音がする。おそらく旦那さんがパソコンをいじっている。近くにいてくれることが分かり、そろそ目を覚ましたいと思い思いきって目を開けると、旦那さんはすぐに気づいてくれて声をかけてくれました。

が、その瞬間猛烈な吐き気襲われ反対を向いて嘔吐。そのままガタガタ震えながら過呼吸になり、旦那さんがナースコールを押してくれました。

先生と看護師さんが来て、旦那さんと私に状況を確認していましたが、もはや話せる状態ではなく首をふったり頷いたりすることしたかできませんでした。

しばらくして落ち着いて、頭の方に敷かれていたタオルを交換してもらいもう一度寝ることに。

 

意識がはっきりしてきたのは2時半頃。このとき初めて時計を見て、思ったよりも時間が経っていたことに驚きました。

その後何度か呼吸が乱れたり、眠りに落ちたときや落ちそうなときに無意識に呼吸が止まってしまい計測していた機械からエラー音が何度か鳴り、旦那さんに「呼吸忘れてるよ!」と言われたりしながら休んでいましたが消えない吐き気…。

(本人は呼吸しているつもりでしたが、今考えると鼻のほんの先っぽで微かに空気を出し入れしていただけだったみたいです。はっきりと意識のある今やろうとすると苦しくてとてもできないけど、その時は呼吸してるのになんで?と思っていました)

ちなみに呼吸も吐き気も麻酔の影響のようです。増量したから仕方ないですけど。

手術時に意識あるよりもトラウマにならなくて良かったです。

 

●4時半

・退院

トイレに行ってみるように言われたのでトイレへ。どうにか歩けましたがふらつくというより、やっぱり気持ち悪い…。

その後、「動けそうなら退院できるので、言ってくださいね」と言われたので、まだ気分は良くなかったのですが、良くなる気配もないので点滴の針をはずしてもらい着替えました。

(この病院は手術~はずっと手術室のままで移動はありませんでした)

荷物を旦那さんに持ってもらい受付へ。私は待合室の椅子で水を飲みながら会計が終わるのを待っていました。

このとき5時頃。ちょうど診察終了時間だったため待合室は誰もいませんでした。

 

車に乗り、何の気なしに持ってきていたエチケット袋が必要になるかもしれないので鞄から取りだし、「持ってきて良かったー」なんて話ながらパッケージをあけ使い方を確認した直後、そのまま嘔吐しました。

気持ち悪くなってから吐くまでほぼノータイム。本当すぐに取り出していて良かった…。

3回ほど立て続けに大量に胃液を吐き、走り初めて3分くらいでしたが、止まってもらい、しばらく休んだらかなり気分が良くなり、そのまま家に帰りました。

帰宅後、水を大量に飲みトイレに何度か行っていると嘘のように気分が良くなり、夕飯も食べ、薬も飲めました。

 

ちなみに薬は、

3日分

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125g
ケフレックスカプセル250mg

(子宮収縮の薬と抗生物質

2週間分
フェネルミン錠50mg鉄50mg(鉄剤)

 

でした。

こうして初めての入院と手術は無事に終わりました。

もしかしたらこれを読んで手術が不安になった方がいたらすみません、こういう例もあるということで。でも麻酔のおかげで痛みはありませんでしたよ!

9w1d 稽留流産宣告後 動物園

2017年1月29日(日)

9w1d

 

稽留流産宣告後から、以前よりもよくお腹に話しかけるようになりました。

もう成長が止まっている。まだ声は聞こえない成長段階。それでも、おなかの中にいる間はせめて少しでも楽しい思い出をつくってあげたかった。

またパパとママのところに帰ってきたくなるような、楽しい思い出を残してあげたかった。

 

だから、前日に旦那さんにお願いして、動物園に連れていってもらいました。

私も旦那さんも動物が好きで、だからきっとこの子も動物が好きだろうと。

 

その日は本当に楽しかった。

休日の動物園。たくさんの家族連れがいました。けれど小さな子を見ても、幸せそうな家族を見ても、大丈夫でした。

だって私たちも家族で来ているから。

私自身も楽しんで、たくさんたくさんお腹に話しかけました。

 

見て回る間、旦那さんは久しぶりにずっと手を繋いでいてくれました。

いつもは隠れていることの多い動物たちも、今日はほとんどが顔を見せてくれていました。

家族で写真を撮って、たくさん笑いました。

帰りにハンバーガーショップに寄って少し遅いお昼を食べて。

 

夜、夕御飯を作っているときに、ふと涙が溢れました。

ずっと家族みんなで一緒にいたかった。

ただそれだけの願いが、どうしてこんなにも遠いんだろう。

8w4d 掻爬手術同意

2017年1月25日(水)

8w4d

 

稽留流産宣告から1日、午前中に旦那さんと掻爬手術の説明を聞きに行きました。

聞いた説明は色々な方のブログで読んだままの内容でした。

 

私はここまで出血や茶オリも全くなく、激しい腹痛等もないため、自然流産は望んでおらず掻爬手術に同意しました。

家にいるときならまだしも、仕事が立ち仕事で人数も少ないため、トイレもほとんどいけず、急に大出血してもすぐに対処できる環境にない可能性の方が恐ろしかったというのもあります。

 

家に帰り、旦那さんは午後から仕事へ。

私はまた泣いて、落ち着いた頃にスーパーへ買い物に行きました。

 

小さな赤ちゃんを連れた若いお母さん二人組が前を歩いていました。ひとりの赤ちゃんが鳴き声をあげました。

自然と涙が溢れました。

ただただ単純に、素直に、羨ましかった。

どうしてあの子達は生まれてこれて、私の子は大きくなれなかったんだろう。

 

初期流産のほとんどが染色体異常。そんなことは分かっていました。

それでもただ、どうして、という悲しみが襲ってきました。

8w3d 2回目の検診 稽留流産

2017年1月24日(火)

8w3d、2回目の検診。

 

 毎日調べて調べて調べて…同じような経過の人のブログをたどると、流産の記事ばかり。

けれど20代ならまだ流産率も高くないし、前回だって胎芽の影はあったようだし、今回こそ赤ちゃんに会える!

そう必至に信じていました。

 

1時間ほど待って内診。今回は副院長。

エコーにうつる胎嚢。その左上に白い影が!胎芽がある!

副院長「…今日は付き添いの方はいますか?」

その言葉を聞いた瞬間、「あ、良くないことが起こるんだ」と感じた。

1人だということを伝えると、エコーを見せてもらいながら説明してくれました。

 

白い影は胎芽だということ、この時期には見えるはずの心拍が見えないこと、大きさが6mmと小さいこと、生理周期が安定しているので週数のずれでもおそらくないこと。

 

そして、残念ながら稽留流産である、ということ。

 

よく見ると、前回は丸かった胎嚢の形は崩れてきていました。

先生は何も言いませんでしたが、おそらくそういう所見からも流産だと判断されたのでしょう。

説明を聞いて、私自身にも疑いようがなく流産だということが分かりました。

 

診察室にて詳しい説明を聞く間、頭は意外と冷静でした。流産の所見や手術について、散々調べていたので既にある程度の知識があって私は良かったと思いました。

何も知らずに1人で聞いていたらパニックになってしまったかもしれません。

それでも頭では理解できていても、心と身体がついていかず、自然と涙がこぼれてきました。

 

旦那さんに報告と今後の相談で電話したとき、声を出した瞬間に涙が溢れ、うまく話せませんでした。ただ、「赤ちゃん、だめだった…」と言うのが精一杯。ひとしきり泣いて、どうにか手術のことを伝えました。

その日のうちに手術の日程を決め、明日旦那さんと詳しい手術の内容を聞き同意書を書くことになりました。

 

診察室である程度説明を受けたあと、病室に通してもらい落ち着くまで休ませてもらい、血液検査と今後の説明の続きを受けました。

先生も看護師さんも優しくしてくださり、移動もなるべく人目につかないように配慮していただけてすごく感謝しています。

 

家に帰り、1人で泣いて、疲れて寝ているうちに旦那さんが帰ってきました。普段絶対定時でなんて帰れないのに、結婚して初めて早く帰ってきてくれました。

その日の夜のことはよく覚えていません。

ただ悲しくて悲しくて、ずっと泣いていました。

 

後日もらったエコー写真をのせます。

とりあえずダミー。
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